【9月1日 AFP】サッカーイタリア代表のアントニオ・コンテ(Antonio Conte)新監督は31日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)を終え、後身に道を譲ると明言しているアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)が、再び代表ジャージーに袖を通す可能性を示唆した。

 イタリアのテレビ局に対し、コンテ監督は「(ピルロが)まだ同じ情熱を持ち続けているか確認したかった」と明かし、「彼は戦士だ。彼はできると言った。私には、それだけで十分だ」と話した。

 ピルロは、臀部(でんぶ)の負傷で10月まで戦線を離脱することが決まっており、オランダとの国際親善試合と欧州選手権(UEFA Euro 2016)予選には出場できない。

 クラウディオ・チェーザレ・プランデッリ(Claudio Cesare Prandelli)監督に代わり、イタリアの指揮官に就任する前の3シーズン、コンテ監督はユベントス(Juventus)でピルロを指導し、リーグ3連覇を共に経験した。

 ピルロについては多くを語ったコンテ監督だが、招集を見送ったリバプール(Liverpool FC)のマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)については口を閉ざした。(c)AFP