【9月1日 AFP】テニス、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)は31日、米ニューヨーク(New York)市のUSTA・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター(USTA Billie Jean King National Tennis Center)で女子シングルス4回戦が行われ、大会第10シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は6-4、2-6、6-2で第5シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)を退け、準々決勝に進出した。

 全仏オープンテニス(French Open 2014)覇者であるシャラポワは、同年に2つの四大大会(グランドスラム)で優勝する夢を絶たれた。

 2006年に全米オープンで優勝を飾ったシャラポワは、ボズニアツキとの対戦成績を5勝2敗としていた。また、ボズニアツキが最後にシャラポワに勝利したのは3年前だった。

「私にとって本当に大きな勝利」と語るボズニアツキは、2009年大会(The US Open Tennis Championships 2009)で準優勝を飾り、2010年からも2年連続で4強入りを果たしながら、過去2大会では3回戦止まりとなっていた。

 ボズニアツキは、「今季は、少し浮き沈みが激しいシーズンになっていた」とすると、「マリアのようなチャンピオンに勝てたことは、信じられないような気持ちです」と振り返った。

 湿度の高いコンディションの中で試合を強いられた両選手は、第2セットと第3セットの合間に、更衣室で休憩を取ることが認められた。

 ボズニアツキは、最終セットでブレークを2度奪い、2時間半に及んだ試合に決着をつけた。

 準々決勝で、ボズニアツキは第13シードのサラ・エラーニ(Sara Errani、イタリア)と対戦する。(c)AFP