【8月31日 AFP】テニス、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)は30日、米ニューヨーク(New York)市のUSTA・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター(USTA Billie Jean King National Tennis Center)で男子シングルス3回戦が行われ、大会第5シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)は7-6、7-6、7-6でドミニカ共和国のビクトル・エストレーリャ・ブルゴス(Victor Estrella Burgos)を退け、ベスト16進出を決めた。

 ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)では、4回戦で錦織圭(Kei Nishikori)を下し、男子カナダ勢としては、オープン化以降初の四大大会(グランドスラム)4強入りを果たしたラオニッチは、錦織との再戦が決まった今大会の4回戦でも、白星を記録したいと意気込んでいる。

 エストレーリャ・ブルゴスと対戦する初のトップ10選手となったラオニッチは、あわや第4セットに持ち込まれそうになったが、相手のダブルフォールトにも助けられ、タイブレークを制することができた。

 ラオニッチは、タイブレークは「色々な意味でコイントスのようなものだと考えること」が大事だと話した。

「どちらに転ぶ可能性もある。でも、サーブやポイントの取り方、相手にプレッシャーをかけることで、自分が優勢になることもある」

「セットの中であまりうまくいっていないと感じたときは、『わかった。サーブに気をつけて、タイブレークでショットを決めよう』と考えるんだ」

(c)AFP/Rebecca BRYAN