【8月31日 AFP】テニス、全米オープン(The US Open Tennis Championships 2014)は30日、米ニューヨーク(New York)市のUSTA・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター(USTA Billie Jean King National Tennis Center)で男子シングルス3回戦が行われ、大会第10シードの錦織圭(Kei Nishikori)は6-4、6-2、6-3で第23シードのレオナルド・メイヤー(Leonardo Mayer、アルゼンチン)を下し、4回戦でミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)との再戦を果たすことになった。

 錦織は、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)でラオニッチに敗れ、8強入りを逃している。

 2008年以来の全米オープン4回戦進出を決めた錦織は、25本のウイナーを記録し、メイヤーに10度のブレークチャンスを与えながら9回をしのぐなど、圧倒的な強さをみせた。

 24歳の錦織は、キャリア最高のシーズンを過ごしており、2つのタイトルを獲得して日本人男子では初のトップ10入りを飾った。

 しかし、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2014)では、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)との決勝で腰痛が再発し棄権を余儀なくされ、つま先の故障から、ロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2014)とウェスタン&サザンオープン(Western and Southern Open 2014)に参戦することができなかった。

 錦織は、それでも自信を持ち続けていると話しており、実際、今大会ではまだ1セットも落としていない。

「今は自信に満ちています。痛いところもあるけど、それを除けばほぼ100パーセントです」

(c)AFP/Rebecca BRYAN