【8月31日 AFP】イタリア・セリエAは30日、2014-15シーズンが開幕し、王者ユベントス(Juventus)が1-0でキエーボ・ベローナ(Chievo Verona)に勝利した。

 ACミラン(AC Milan)の元指揮官で、今季からユベントスを率いるマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、今季初戦を白星で飾ることで、自身の手腕に対する疑問の声を黙らせた。

 リーグ3連覇を達成したアントニオ・コンテ(Antonio Conte)前監督からアレグリ監督がチームを引き継いだユベントスは、前半6分にキエーボのクリスティアーノ・ビラーギ(Cristiano Biraghi)のオウンゴールで勝利を手にした。

 就任直後からユベントスファンの批判を浴びているアレグリ監督は、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)から獲得した18歳の新戦力、キングスレイ・コマン(Kingsley Coman)を先発起用し、前線でカルロス・テベス(Carlos Tevez)とコンビを組ませている。

 ユベントスは前半6分、テベスが左サイドのCKからペナルティーエリア内にクロスを上げると、マルティン・カセレス(Martin Caceres)のヘディングがキエーボのビラーギに当たってゴールマウスに入り、先制点を奪った。

 ユベントスは前半終了間際にリードを広げるチャンスを手にしたが、シュテファン・リヒトシュタイナー(Stephan Lichtsteiner)の低いクロスからテベスが放ったヘディングはポストに嫌われた。(c)AFP