【8月27日 AFP】韓国当局者は27日、北朝鮮にある南北協力事業の開城(Kaesong)工業団地で、北朝鮮の労働者が有毒化学物質の中毒とみられる体調不良を訴えたと語った。

 韓国統一省によると頭痛や吐き気などを訴えたのは、開城工業団地にある2つの自動車部品工場の労働者ら。聯合(Yonhap)ニュースは労働者数十人が体調不良を訴えたと報じたが、統一省はこの報道の事実関係の確認を拒否した。

 一方、北朝鮮側は、労働者が有毒化学物質で中毒になったとした上で、韓国側の提案した独立専門家による調査を拒否した。(c)AFP