【8月28日 AFP】欧州南天天文台(European Southern ObservatoryESO)はこのたび、南米チリにあるラ・シーヤ天文台(La Silla Observatory)のMPG/ESO2.2m望遠鏡の広視野カメラが捉えた、南天の天の川銀河(Milky Way)にある2つの星形成領域の画像を公開した。

 左側の星雲は、天の川銀河の「いて座-りゅうこつ座腕(Carina–Sagittarius spiral arm)」に位置する「NGC 3603」で、地球からの距離は約2万光年。

 右側の星雲は、拡大を続けるガス雲の集まりである「NGC 3576」。地球からの距離はNGC 3603の半分ほどだ。(c)AFP