【8月25日 AFP】(写真追加)イランの精鋭部隊、革命防衛隊(Revolutionary Guard)は24日、中部ナタンツ(Natanz)にあるウラン濃縮施設の上空を飛行していたイスラエルの無人偵察機を撃墜したと発表した。

 革命防衛隊の公式ウェブサイト「sepahnews.com」に発表された声明では「シオニスト政権(イスラエル)のスパイ用無人機はミサイルで撃墜された…無人偵察機はナタンツの核関連施設への接近を試みていた」と述べている。

 イスラエルはこれまでに何度も、イランの核関連施設を攻撃すると威嚇している。ナタンツの施設は、1万6000基以上の遠心分離機が設置されたイランの主要なウラン濃縮施設。

 イランには、首都テヘラン(Tehran)南西のフォルド(Fordo)にもおよそ3000基を備えるウラン濃縮施設があるが、山中の地下施設であるため破壊は難しい。(c)AFP