【8月23日 AFP】14-15フランス・リーグ1は22日、第3節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は0-0でエヴィアン・トノン・ガイヤールFC(Evian Thonon Gaillard FC)と引き分けた。

 PSGは、ヨハン・カバイェ(Yohan Cabaye)が退場となり、鬼門となっているエヴィアンとの試合で再び勝利を逃した。

 エヴィアンは本拠地パルク・デ・スポール(Parc des Sports)ではPSGを苦しめており、12-13シーズンのフランス杯(French Cup 12-13)準々決勝で勝利すると、昨季は白星を挙げてPSGのリーグ戦連続無敗記録を26で止めていた。

 エヴィアンは第2節のレンヌ(Stade Rennes FC)戦で2-6の黒星を喫するなど、開幕2連敗で9失点という状態だったが、ズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)や主将のチアゴ・シウバ(Thiago Silva)を欠く昨季王者を相手に粘り強いディフェンスをみせた。

 これでPSGは開幕3試合での成績を1勝2分けとしている。

 PSGは16日に行われたSCバスティア(SC Bastia)戦後にブランドン(Brandao)から頭突きを受けて鼻を折ったティアゴ・モッタ(Thiago Motta)がベンチとなり、カバイェとブレーズ・マテュイディ(Blaise Matuidi)が今季初先発を飾った。

 しかし、後半17分にカバイェがこの日2枚目のイエローカードを受け退場処分となり10人となったPSGは、堅固な守備を敷くエヴィアンを崩すことができなかった。(c)AFP