【8月23日 AFP】サッカー、スペイン・スーパーカップ2014(Spanish Super Cup 2014)は22日、ビセンテ・カルデロン・スタジアム(Vicente Calderon Stadium)で第2戦が行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)が1-0でレアル・マドリード(Real Madrid)を下し、2戦合計スコアを2-1として優勝を飾った。

 アトレティコはこの勝利で、昨季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2013-14)決勝での敗戦の借りをある程度返した。

 ホームのアトレティコは、試合開始わずか1分30秒でマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)がボレーシュートで先制点を決める最高の立ち上がりをみせた。

 レアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、ハムストリングの負傷して第1戦で途中交代したクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)をベンチに置いた。

 しかし、途中出場のロナウドもアトレティコらしいしっかりと組織された守備陣を崩すことはできず、レアルの今季6冠の希望は消え去った。

 ロナウドを控えに回したのに加え、アンチェロッティ監督はアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)をチームから外し、同選手の今後についての憶測に拍車を掛けた。(c)AFP/Kieran CANNING