【8月22日 AFP】女子ゴルフ、CNカナディアン女子オープン(CN Canadian Women's Open 2014)は21日、カナダ・オンタリオ(Ontario)州のロンドン・ハント・アンド・カントリークラブ(London Hunt and Country Club)で開幕し、柳簫然(So Yeon Ryu、ユ・ソヨン、韓国)が9アンダーで首位発進した。

 2011年に全米女子オープン(US Women's Open Championship 2011)を制している柳簫然は、全14本のフェアウェーキープと18ホール中16ホールでパーオンに成功すると、パットは合計25本、さらにバンカーショットをチップインさせるなどの好調ぶりをみせた。

 世界ランク9位の柳簫然は、2012年にマラソン・クラシック(Marathon Classic presented by Owens Corning and O-I 2012)で優勝しているが、2013年は10位以内10回に終わるなど、無冠のシーズンが続いている。

 パー3の2番、パー5の4番と7番でバーディーを奪った柳簫然は、バックナインに入ってもパー5の10番から3連続バーディーを記録。14番でもバーディーとした柳簫然は、上がりの17番と18番でも連続バーディーを記録し、初日首位に立った。

 首位と1打差で8アンダーの2位には、崔羅蓮(Na Yeon Choi、チェ・ナヨン、韓国)がつけている。

 7アンダーの3位にはアンナ・ノードビスト(Anna Nordqvist、スウェーデン)が入り、6アンダーの4位タイグループには、林希妤(Xi Yu Lin、リン・シユ、中国)、アサハラ・ムニョス(Azahara Munoz、スペイン)、ダニエル・カン(Danielle Kang、米国)、そしてノーボギーで回った世界ランク2位の朴仁妃(Inbee Park、パク・インビ、韓国)が並んだ。

 同大会2連覇中のリディア・コー(Lydia Ko、ニュージーランド)は、首位と7打差の2アンダーで34位タイと手堅く初日を終えた。

 世界ランク3位で17歳のコーは、来月にも専門家から勧められている左手首の手術に踏み切るとみられている。

 最近の大会でコーは手首の痛みに苦しめられており、報道ではコーチのデビッド・レッドベター(David Leadbetter)氏が同選手の手首について、嚢胞(のうほう)が大きくなっていると明かしたと伝えられている。

 レッドベター氏は、手術後の回復には長期間を要するかもしれないと述べ、来月フランスで開催される今季のメジャー最終戦、エビアン選手権(The Evian Championship 2014)には間に合わない可能性もある。

 この日4番と7番でバーディーを奪ったコーは、6番でスコアを1つ落としたが、後半に入りパー5の16番では再びバーディーを記録した。(c)AFP