【8月21日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)のGKティボー・クルトワ(Thibaut Courtois)は、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督の下でポジションを勝ち取ったものの、ペトル・チェフ(Petr Cech)の残留を願っている。

 スペイン1部リーグ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)への3年間のレンタル移籍から復帰したことクルトワとチェフについて、モウリーニョ監督が両者のどちらを1番手のGKとして起用するのかと憶測が高まっていた。

 18日に行われたバーンリーFC(Burnley FC)戦では、22歳のベルギー代表クルトワが先発出場を果たした。

 これを受け、10年前にチェルシーに加入した現在32歳のチェフが退団を模索するのではないかとの見方も出てきているが、クルトワはチェフの国際的な経験から得られるものに期待を寄せている。

 英国のメディアが報じた中でクルトワは「彼にはとどまってほしい。彼がプレーしないとしても、練習では僕をいろいろと助けてくれる。経験豊富だから、学ぶことがまだまだあるんだ」と語った。

「プレミアリーグについてもヒントをくれる。最初のころには知らないであろう事とかをね。よくしてくれているよ。僕らはしっかりと練習しているし、彼はまだ素晴らしいGKであること証明している」

「チームとしても、良いGKが二人いるのはより良いことさ。彼が残留したとしても、僕が困ることはない」

 モウリーニョ監督はチェフに残留し、ポジションを争うことを求めている。(c)AFP