【8月21日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するケータハム(Caterham F1 Team)は20日、第12戦ベルギーGP(Belguim Grand Prix 2014)で小林可夢偉(Kamui Kobayashi)に代わりアンドレ・ロッテラー(Andre Lotterer)が出走すると発表した。

 ケータハムは、ルマン24時間耐久レース(Le Mans 24-hour race)で3度の優勝を誇る32歳のドイツ人ドライバーのロッテラーを、「様々な状況下でのレースで経験豊富なドライバー」と評している。ベルギーGPの行われるスパ・フランコルシャン(Spa-Francorchamps)の今週末の天気予報は、変わりやすくなっている。

 小林は、今後もチームにとどまることとなる。

 ドイツ・デュイスブルク(Duisburg)出身のロッテラーは2歳の時にベルギーに移り住み、スパ・フランコルシャンから150キロメートルほどのところで育った。

 ロッテラーは「F1に参戦するチャンスを与えられてとてもうれしい。ケータハムF1チームには感謝したい。この挑戦に準備万端で、マシンに飛び乗るのが待ちきれない。今週末は精一杯頑張る」とコメントしている。(c)AFP