【8月20日 AFP】サッカー、スペイン・スーパーカップ2014(Spanish Super Cup 2014)は19日、サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)で第1戦が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)とアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は1-1の引き分けに終わった。

 まさかのベンチスタートとなったハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)だったが、前半終了後、膝の故障が再発したとみられるクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)と交代で投入される。

 後半35分を過ぎたところで、ロドリゲスのゴールによりレアルが先制するも、同43分、CKからラウル・ガルシア(Raul Garcia)が値千金のアウェーゴールを奪い、アトレティコが土壇場で同点に持ち込んだ。

 ロドリゲスとアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)の先発を見送り、ポゼッションで勝り試合を優位に進めていたレアルだったが、マリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)とサウル(Saul Niguez)にゴールを脅かされる場面もあった。

 前半40分、ギャレス・ベイル(Gareth Bale)のクロスにロナウドが頭で合わせるが、これは枠をとらえられなかった。

 ハーフタイム終了後、ロナウドに代わりロドリゲスが加わったレアルは、何度か得点機を迎えるものの、なかなかゴールをこじ開けられない。

 それでも試合終了10分前、ロドリゲスが押し込んだボールがアトレティコのクリスティアン・アンサルディ(Cristian Ansaldi)に当たり、軌道を変えてネットに吸い込まれた。

 しかし、昨季王者の意地を見せたアトレティコは、前半終了間際、コケ(Jorge Resurreccion Merodio 'Koke')のCKに抜け出したガルシアが反応、同点に追いついた。

 最多の6冠を目指すレアルが勝利するためには、敵地ビセンテ・カルデロン・スタジアム(Vicente Calderon Stadium)での第2戦で、少なくとも1得点以上を挙げる必要がある。(c)AFP