【8月15日 AFP】香港(Hong Kong)で14日、倒れてきた木が直撃して死亡した妊婦に緊急の帝王切開が行われ、赤ちゃんが取り出された。

 地元メディアによると、女性は香港南部の高級住宅地半山(Mid-Levels)で倒れてきた木が直撃し、そのまま意識を失ったという。

 警察によると女性は37歳。病院に緊急搬送されたが、病院に到着するまでに死亡が確認された。その後、帝王切開で赤ちゃんが取り出されたが、病院の広報担当者は「赤ちゃんは集中治療室におり危険な状態にある」と述べた。

 夏の香港は台風や暴風雨に見舞われることが多く、同日も24時間の降水量が最高で400ミリとなっていた。(c)AFP