【8月28日 MODE PRESS】米歌手レディー・ガガ(Lady Gaga)が、ファッション界で有名な英セントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins College of Art and Design)の卒業生、ウィルソン・PK(Wilson PK)がデザインした全作品を購入した。米ニューヨーク(New York)の展覧会に展示されたウィルソンの服が、ガガのスタイリストらの目に留まったのがきっかけだったという。

 先日韓国を訪れた際、ウィルソンがデザインしたオレンジ色のニットジャンプスーツを着用したガガは、SNSのインスタグラム(Instagram)に写真を投稿。「ニットスーツは、セントラル・セント・マーチンズを最近卒業したばかりの素晴らしいデザイナー、ウィルソン・PKのもの」というコメントを添えた。

 香港(Hong Kong)生まれでロンドン在住のウィルソンは、ポップ界のスーパースターが自分の服を身に着けているのを見て「信じられない」気分になったと話している。

 「非常に光栄です。今までにない最高の出来事です。普段はしないのに名前まで紹介してくれて、本当に信じられませんでした。素晴らしい学生とまで褒めてもらい、すごく運が良かったと感じています。ガガは他人とは違うことをしていて、新しい美の形を見せてくれるという意味で非常に素晴らしい人だと思います」とウィルソン。

 またコレクションのインスピレーションは、家族からサポートを得られず苦境に立たされた経験から得たと語った。「その時家族からは理解を得られず、勘当される勢いでした。ですから僕にとってこのコレクションは大きな癒しでもあったんです」(c)Bang Showbiz/MODE PRESS