【8月15日 AFP】イラクのヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相は14日、テレビで演説し、3期目の首相続投を断念する意向を示した。

 ハイダル・アバディ(Haider al-Abadi)連邦議会副議長と共にテレビに現れたマリキ首相は「私は、政治プロセスを進めて新政権を樹立させるためハイダル・アバディ博士を支持し、私自身の立候補を取り下げることを、今日あなたの前で発表する」と述べた。

 イラクのフアード・マスーム(Fuad Masum)大統領は11日、アバディ氏を次期首相に指名していたが、マリキ首相はこれを憲法違反として強く反発していた。(c)AFP