【8月14日 AFP】ロシアのドミトリー・メドベージェフ(Dmitry Medvedev)首相のツイッター(Twitter)公式アカウントに14日、何者かが侵入し、首相辞任とウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領への批判をつぶやく騒動があった。

「私は辞任する。政府の活動を恥じている。許してくれ」と、メドベージェフ首相のロシア語のツイッターアカウントはつぶやいた。

「私はずっと言いたかったことがある。ボバ、お前は間違っている!」と、同アカウントはさらにつぶやいた。ボバはプーチン氏の愛称だ。

 メドベージェフ氏は長らく、大統領職を務めていた期間も含め、プーチン氏のナンバー2とみられてきた。

 国営ロシア通信(RIA)によると政府報道官は「(メドベージェフ首相の)ツイッターアカウントはハッキングされた。メッセージは本物ではない。現在問題の対応にあたっている」と述べたという。

 しかしハッキングされたメッセージはその後も投稿され続けた。結果メドベージェフ首相のアカウントはモスクワ(Moscow)のトレンド1位を獲得し、同首相のアカウントのフォロワー数は1万増加し250万を超えた。(c)AFP