【8月6日 AFP】米国による広島への原爆投下から69年を迎えた6日、同市中区の平和記念公園で「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」が営まれた。

 雨の中参列した被爆者やその親族、安倍晋三(Shinzo Abe)首相ら政府関係者に加え、キャロライン・ケネディ(Caroline Kennedy)駐日米大使などの外国政府関係者は、原爆投下時刻の午前8時15分に黙とうをささげた。

 広島市の松井一実(Kazumi Matsui)市長は平和宣言で、中学生のころに被爆した生存者の体験などを紹介した上で、被爆者の声に耳を傾けるよう人々に訴えた。(c)AFP