【8月2日 AFP】2014年コモンウェルスゲームズ(2014 Commonwealth Games、英連邦競技大会)は1日、陸上男子4×100メートルリレー予選が行われ、ウサイン・ボルト(Usain Bolt)率いるジャマイカは38秒98で組1位となり、決勝進出を決めた。

 長らく待たれていたコモンウェルスゲームズ登場を果たしたボルトは、アンカーとしてジャマイカの組1位に貢献し、騒がしい観衆を熱狂させた。

 競技開始を控え、世界のスポーツ界の中で最も有名な選手であるボルトの名前をスタジアムアナウンサーが口にすると場内は沸き上がり、ボルトがその姿を現すとカメラのフラッシュがたかれ、さらに観客は熱狂した。物怖じしない冷静さをみせるボルトは、観客をさらにあおり、ウオームアップを完了させた。

 キマリ・ローチ(Kimmari Roach)、ジュリアン・フォルテ(Julian Forte)、ニッケル・アシュミード(Nickel Ashmeade)が無事にバトンをつなぐとボルトは1着でフィニッシュし、歓声に拍手で応えた。

 レース後にボルトは、「ただ、ストレス無しにバトンをつなぎたかった。まだ予選だ。観客は素晴らしかった。五輪みたいだった。テレビやウオームアップ中に見ていたけれど、ワンダフルだったね」とコメントした。

 同種目の決勝は、2日に行われる。(c)AFP