【8月2日 AFP】テニス、シティ・オープン(Citi Open 2014)は1日、男子シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)は7-6、6-2でスティーブ・ジョンソン(Steve Johnson、米国)を退け、準決勝に駒を進めた。

 ジョンソンとの試合で16本のエースを記録し、ダブルフォールトは1回だけだったラオニッチは、準決勝でドナルド・ヤング(Donald Young、米国)と対戦する。

 ヤングは同日行われた試合で、第7シードのケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)を3-6、7-6、6-2で破っていた。

 ラオニッチは76分でジョンソンを退け、今季3度目の4強入りを果たした。ラオニッチはイタリア国際(Internazionali BNL d'Italia 2014)の準決勝でノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)の準決勝でロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に敗れている。

 一方、世界ランク73位で25歳のヤングは、過去4度の対戦で一度も勝てなかった同21位のアンダーソンに勝利したことで、2011年のタイ・オープン(PTT Thailand Open 2011)以来となる4連勝を飾った。タイ・オープンでは、決勝でアンディ・マレー(Andy Murray、英国)に敗れている。(c)AFP/Jim SLATER