【8月2日 AFP】世界ゴルフ選手権2014(World Golf Championships 2014)第3戦、ブリヂストン・インビテーショナル(Bridgestone Invitational 2014)は1日、米オハイオ(Ohio)州アクロン(Akron)のファイアストーン・カントリークラブ(Firestone Country Club)で2日目が行われ、セルヒオ・ガルシア(Sergio Garcia、スペイン)が通算11アンダーで単独首位に浮上した。

 前半は2番で記録したバーディーだけだったガルシアだが、バックナインで8バーディーを奪う快進撃をみせ、この日だけでスコアを9アンダーも伸ばした。

 10番でバーディーを記録したガルシアは、11番をパーで終えたものの、その後の12番から18番までバーディーを奪い、コースレコードに並ぶ61を記録した。

 コースレコードの61は、ホセ・マリア・オラサバル(Jose Maria Olazabal、スペイン)が1990年に、タイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)が2000年と2013年に記録している。

 ガルシアに3打差の通算8アンダー2位には、この日スコアを3ストローク伸ばしたジャスティン・ローズ(Justin Rose、イングランド)が続いた。

 第143回全英オープン(The 143rd Open Championship)王者のロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)は、2日目のラウンドを64で回り、通算7アンダーで初日首位だったマーク・リーシュマン(Marc Leishman、オーストラリア)と並び3位タイにつけている。

 メジャー通算14勝、大会通算8度の優勝を誇るウッズは、スコアを1つ落とし、通算1アンダーで25位タイに後退した。38歳のウッズは、3月31日に腰の手術を受けて以来、これが3度目の大会出場となっている。

 ウッズはフェデックス・カップ(FedEx Cup 2014)のプレーオフ出場権確保と、第40回ライダーカップ(The 40th Ryder Cup)で米国選抜を率いるトム・ワトソン(Tom Watson、米国)に自身の存在感を示すために、今大会と来週開催される第96回全米プロゴルフ選手権(2014 PGA Championship)で好成績を残す必要がある。(c)AFP