【7月30日 AFP】カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のグレミオ(Gremio)は29日、前ブラジル代表監督のルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)氏の監督就任を発表した。

 W杯ブラジル大会(2014 World Cup)で惨事に見舞われたスコラーリ氏は、長く待つこともなく新たな指揮官の座を手にした。

 グレミオは、ツイッター(Twitter)で新監督の招聘(しょうへい)を発表している。

 スコラーリ氏は1987年、そして1993年から96年にかけてと、すでに二度グレミオを率いた経験を持っている。95年にはリベルタドーレス杯(Copa Libertadores de America)制覇、翌96年には国内リーグ優勝にグレミオを導いている。

 65歳のスコラーリ氏がW杯で率いたブラジル代表は、準決勝でドイツに1-7と大敗を喫すると3位決定戦ではオランダに0-3で敗れる悲惨な結果に終わり、ドゥンガ(Dunga)氏が後任監督に就いた。

 しかしながら、スコラーリ氏は2002年のW杯日韓大会で母国を優勝に導いている。(c)AFP