【7月29日 AFP】スペイン1部リーグのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は28日、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)とフランス代表アントワーヌ・グリエスマン(Antoine Griezmann)の移籍で合意に達したと発表した。

 アトレティコは公式ホームページで、両クラブ間での移籍合意に達し、グリエスマンのメディカルチェック完了後に契約を結ぶと声明を発表している。

 23歳のグリエスマンは、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)など欧州の数クラブと移籍が噂されていたが、昨季18年ぶりにリーグ優勝したアトレティコが獲得レースで勝利した。

 ソシエダは、「アントワーヌ・グリエスマンがクラブ在籍中に示したプロフェッショナリズムと献身にレアル・ソシエダは感謝したい。今後の成功を祈願する」との声明を発表した。

 13歳でレアル・ソシエダに加入したユースチーム出身のグリエスマンは、2009年にトップチームでデビューを飾り、通算202試合に出場し53ゴールを挙げている。(c)AFP