【7月25日 AFP】日本サッカー協会(Japan Football AssociationJFA)は24日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)後に日本代表監督を退任したアルベルト・ザッケローニ(Alberto Zaccheroni)氏の後任として、メキシコ出身のハビエル・アギーレ(Javier Aguirre)氏が就任すると発表した。

 JFAの原博実(Hiromi Hara)強化担当技術委員長は報道陣に対し、「アギーレ氏と契約合意に至り、理事会は同氏の就任を承認しました」と述べた。

 55歳のアギーレ氏は、2002年のW杯日韓大会と2010年のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)大会でメキシコをベスト16に導いた人物で、報道によれば、年俸は245万ドル(約2億5000万円)。これは前任のザッケローニ氏の倍以上で、JFAが支払う史上最高の年俸額になるという。

 かつてスペイン1部リーグ、RCDエスパニョール(RCD Espanyol)の監督も務めた実績を持つアギーレ氏は、近日中にも来日する予定となっている。

 報道によれば、日本代表指揮官としての初陣は9月5日のウグルアイ戦、同9日のベネズエラ戦というホームでの親善試合なる。(c)AFP