【7月24日 AFP】(一部更新、写真追加)インド南部テランガナ(Telangana)州ハイデラバード(Hyderabad)近郊で24日、踏切を通過しようとしたスクールバスに旅客列車が衝突し、子どもら20人が死亡した。当局が発表した。

 衝突事故があったのは、ハイデラバードから約62キロ離れたマサイペト(Masaipet)の踏切。当局者によると、近くの町トゥープラン(Toopran)にあるカカティヤ技術学校(Kakatiya Techno School)の生徒30人が乗っていたスクールバスは、列車によって線路を90メートルほど引きずられたという。

 サウスセントラル鉄道(South Central Railway)の広報担当者はAFPに、20人が死亡し、多数が重傷を負って病院に搬送されたと語った。一方、地元警察幹部は、12人の生徒とバスの運転手が現場で死亡したと述べているが、20人死亡の情報は学校関係者も事実と確認している。

 列車はマハラシュトラ(Maharashtra)州ナンデード(Nanded)からハイデラバードに向けて進んでいた。当局によると列車の乗客に重傷者はいないという。

 警察によると事故原因は現在も調査中だが、サダナンド・ゴウダ(Sadanand Gowda)鉄道相は、バスの運転手が踏切通過時に接近列車のチェックを怠ったようだと述べている。(c)AFP