【7月23日 AFP】米IT大手アップル(Apple)がスマートウオッチ端末を視野に入れているとの噂が、22日に公開された米特許で真実味を帯びる形となった。

 米国特許商標局(US Patent and Trade Office)に登録されたアップルの特許文書の要約には、「同発明は電子腕時計に関連する」と記されている。

 同特許には、リストバンドの説明があり、またこれにはタッチスクリーンが付く可能性があるとしており、スマートフォンなど携帯端末にワイヤレスで接続できるとしている。

 今回の特許開示により、活発化しつつあるウエアラブルコンピューターの市場に、アップルがスマートウオッチで攻勢をかけようとしているとの話題で持ち切りとなりそうだ。

 特許文書には、「中央部には、タッチスクリーン、制御回路、および電池が配置することが可能」と記されている。

 2011年1月末に提出された特許申請では、リストバンドに動作追跡のセンサーがあり、ジェスチャーを使ってコマンドを与えることができるとされた。また添付図に記された同機器の名称は「iTime」だった。 (c)AFP