【7月22日 AFP】サッカーブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)を振り返り、チームが勝利に向かって努力したとしながらも、他国はその先を行っていると語り、自分たちもそれに追いつかなければいけないと気持ちを切り替えた。

 ネイマールは、ルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督に責任を押しつけることはしないとしながらも、コーチ陣の指導方法については苦言を呈している。

 ブラジル紙グロボ(Globo)の独占インタビューに応じた22歳のネイマールは、今大会を制したドイツに1-7の大敗を喫したブラジルが、多く見積もっても7割しか力を発揮できなかったと話した。

 ブラジルの敗因については、説明できないことが起こったのだとコメントしている。

「泣いたのは、(優勝が)少年時代からの夢だったから。そして、あそこにたどり着くために一生懸命戦ったからだ」

 ネイマールは、自分が指揮官でもスコラーリ監督と同じ23人を招集したはずだとしたが、ブラジル代表はサッカー界の序列が変化していることを自覚する必要があり、何もせずに勝てる時代は終わったのだと強調した。

「ブラジルサッカーは遅れていると思う。ドイツやスペインに先を行かれている。僕たちは後退しており、それを認めるだけの度量を見せなければならない」