【7月20日 Relaxnews】日本の旅行会社最大手のJTBが来月、独自の「日本色」を明確に打ち出したバスツアーを始める。飛ぶように走る忍者、刀を携えた侍が登場するツアーだ。

 浅草エンターテインメントバス「サムライ&忍者 サファリ(Samurai & Ninja Safari)」は、バイリンガル(英語・日本語)のガイドが同行して都内の主要な観光名所を回る所要時間1時間のツアー。浅草では、物陰から飛びだしてくるパフォーマーたちも参加者を楽しませてくれる。

 黒ずくめの衣装に身を包んだ忍者と敵の侍が浅草で繰り広げる戦いを間近に見ることができるこのツアーは、JTBとパートナーのイベント会社、セグラスツーリズムエージェンシー(SGRS)が企画した。

 SGRSは16日に行われたメディア向け内覧ツアーの開始前に、侍と忍者が浅草で繰り広げる戦いをツアー参加者がバスの中から見て楽しむことができる「移動型劇場バス」だと説明した。

 料金は、パフォーマンスが見やすい1名席が6900円となっている。

「サムライ&忍者 サファリ」は、走るバスの中からストリートパフォーマンスを見ることができるニューヨーク(New York)で人気のエンターテイメントバス、「ザ・ライド(The Ride)」に一部着想を得たという。(c)Relaxnews/AFPBB News