【7月18日 AFP】サッカースペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ(Vicente del Bosque)監督は17日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)で期待外れの結果に終わったにもかかわらず、同国代表指揮官を続投することを明らかにした。

 故郷のサラマンカ(Salamanca)でサッカー教室を開いたデル・ボスケ監督は、「スペインサッカー連盟(Real Federacion Espanola de FutbolRFEF)のアンヘル・マリア・ビリャール(Angel Maria Villar)会長やホルヘ・ペレス(Jorge Perez)事務局長と会談の席を設けた。全体的にみて、W杯で敗れた2試合よりも、過去6年間には大きな価値があると考えている」と語った。

「RFEFから私の仕事を評価していただいたので、これからも今まで通り続けていくつもりだ」

 デル・ボスケ監督は、これまで取りざたされていた自身の進退についての憶測に終止符を打ち、2016年にフランスで開催される欧州選手権(UEFA Euro 2016)までスペイン代表チームを率いることになった。

 63歳のデル・ボスケ監督は、前回大会の2010年W杯南アフリカ大会(2010 World Cup)と、2012年のサッカー欧州選手権(UEFA Euro 2012)でスペイン代表を優勝に導いていた。(c)AFP