【7月15日 AFP】イスラエルの治安閣議は15日、エジプト政府が提示した、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)の軍事部門との停戦案を受け入れることを決めた。政府報道官が述べた。

 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相の報道官は、「内閣は本日午前9時から始まるエジプトの停戦案を受け入れることを決定した」とマイクロブログのツイッター(Twitter)で述べた。

 治安閣議は15日未明に始まり、グリニッジ標準時(GMT)15日午前6時(日本時間同日午後3時)に即時発効するエジプトの停戦案について協議した。

 軍のラジオは、ハマスからの停戦合意は得られていないと付け加えている。

 停戦発効後、イスラエルに向けたロケット弾発射はまだ確認されていない。イスラエル軍によると夜間にロケット弾2発が南部に着弾した他、エジプトの停戦案が発効する15分前にロケット弾2発を撃墜したという。(c)AFP