【7月15日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)のチケットを不正に高値で転売した容疑で裁判所が逮捕を命じた後、逃亡していた企業幹部が14日、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)の裁判所に出頭し、身柄を拘束された。当局が発表した。

 国際サッカー連盟(FIFA)が提携してチケット販売などを行っているマッチサービス(Match Services 本社:スイス・チューリヒ Zurich)の英国人幹部、レイモンド・ウィーラン(Raymond Whelan)容疑者と他の10人の容疑者に対しては、W杯1試合につき1000枚のチケット、計数百万ドル(約数億円)相当の転売に関わっていたとして、裁判所から逮捕命令が出されたが、ウィーラン容疑者は10日に同市内のホテルから逃走していた。(c)AFP