【7月14日 AFP】モロッコの最大都市カサブランカ(Casablanca)で11日、集合住宅3棟が倒壊する事故があり、当局によると、13日までに23人の死亡が確認された。

 地元当局によると、同日には子ども2人、モロッコ人女優アマル・マールフ(Amal Maarouf)さんとその母親を含む15人の遺体が、がれきの下から収容された。医療関係者によると、現在17人が病院で治療を受けている。

 これまでに子ども6人を含む少なくとも55人が消防隊員によって救出されたが、当局は生き埋めになった人がまだ残されているとみて捜索を続けている。

 事故の原因はまだ不明だが、住民らはAFPに対し、建物の低層階での「でたらめな工事」と、メンテナンス不足が原因だろうと話している。(c)AFP