レーブ監督、ドイツが歴史に名を残す準備はできている
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【7月13日 AFP】サッカードイツ代表のヨアヒム・レーブ(Joachim Loew)監督は12日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝を制し、アメリカ大陸で優勝を飾った初の欧州チームとして歴史に名を残す準備はできていると語った。
リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)のマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)でアルゼンチンと対戦するドイツは、今大会で4度目のW杯制覇を目指している。
アメリカ大陸で開催される8度目のW杯で、レーブ監督はドイツの功績が歴史の一ページに残ると信じている。
「過去に何があったのかは関係ない、今勝てるかが問題だ。われわれは歴史を作ることができると信じている。これまでは、中南米のチームが地元開催の大会で優位に立っていたんだからね」
「できないわけはないだろ?南米の地でタイトルを勝ち取ることができたら、われわれにとっては二重の喜びになる」
今大会で、ドイツとアルゼンチンはW杯決勝で3度目の対戦を果たすことになり、過去2大会では1勝1敗で引き分けている。
ドイツのバスティアン・シュバインシュタイガー(Bastian Schweinsteiger)は、アルゼンチン戦に向け「プレッシャーはない」と豪語しており、レーブ監督は、初めて同国代表のヘッドコーチに就任してから10年目で、ようやくW杯決勝の指揮を執れることにも、特別な感情は抱いていないようだ。
「私にとって最大のチャレンジというわけではない。決勝トーナメントでは、すべての試合が特別だからだ」
「われわれは、チームとして成熟していると確信している。過去数年間で、どれだけ良いプレーができるのかを証明してきたつもりだし、着実に前進している」
「負けたらもちろんがっかりするだろうが、崩壊するわけではないし、このチームには未来があると感じている」
(c)AFP