【7月13日 AFP】13日に行われるサッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝を対象とした賭けで、ドイツがアルゼンチンを下すとの結果に多くの金が賭けられ、ドイツが大本命となっている。英国のブックメーカー(賭け屋)が発表した。

 多数のブックメーカーは、準決勝で開催国ブラジルを7-1で下したドイツの勝つ率が高いとの見解を示している。

 パディー・パワー(Paddy Power)とコーラル(Coral)、ウィリアム・ヒル(William Hill)はドイツの勝利に1.66倍、アルゼンチンの勝利に2.2倍のオッズをつけ、ラドブロークス(Ladbrokes)はドイツ勝利に1.7倍、アルゼンチン勝利に2.15倍のオッズをつけた。

 その他、試合内容についてラドブロークスは、ドイツがPK戦に入らず勝利に2.3倍、90分、あるいは延長を終えて引き分けに3.1倍、アルゼンチンがPK戦に入らず勝利に3.4倍というオッズをそれぞれにつけている。

 ドイツのブラジル戦での大勝とアルゼンチンのPK戦による準決勝オランダ戦の勝ち上がりを受け、率が低いながらも95パーセントの賭けがドイツ側となっている。

 ウィリアム・ヒル広報のジョー・クリリー(Joe Crilly)氏はAFPに対し、「ドイツは信じがたいほどの支持を受けている。ドイツが本命だ。英国人はドイツを支持したがらないと思うだろうが、賭ける方々は気持ちではなく頭で賭けている」とコメントした。

 またウィリアム・ヒルは、決勝でドイツが7-1でアルゼンチンに勝利するという賭け率に、ブラジル戦と同じく500倍のオッズをつけている。(c)AFP