【7月10日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)準決勝でオランダに勝利し、決勝進出を決めたアルゼンチンのGKセルヒオ・ロメロ(Sergio Romero)が、4-2で制したPK戦には自信を持って臨んだと語った。

 ロメロは、「PKは完全に運。それが現実だ。自信を持っていたし、上手くいったことを神に感謝する」とコメントした。

「幸せな気持ちでここを離れて、明日からは決勝へ向けて準備する。今は楽しむべき瞬間だし、一歩一歩進んで行きたい」

 ロメロは2013-14シーズン、所属するフランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)ではほぼすべての試合でベンチを温めており、代表での居場所が議論の的となる中で大会に臨んだ。

 それでもこの試合では、両チーム120分間無得点のまま迎えたPK戦で、ロン・フラール(Ron Vlaar)とウェズレイ・スナイデル(Wesley Sneijder)のシュートをセーブし、13日にリオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で行われるドイツとの決勝へチームを導いた。

 ロメロは「楽しもうよ。僕はものすごく楽しんでる。この勝利を母と妻に捧げるよ」とコメントした。(c)AFP