【7月11日 Relaxnews】米旅行誌「トラベル+レジャー(Travel + Leisure)」の読者調査によると、世界最高のホテルは米ニューヨーク(New York)や仏パリ(Paris)、シンガポール(Singapore)、香港(Hong Kong)のホテルではない。星の下で眠ることのできる米モンタナ(Montana)州の牧場にある丸太小屋だ──。

 今年で19回目となる読者調査で、モンタナ州ダービー(Darby)の「トリプル・クリーク・ランチ(Triple Creek Ranch)」が圧巻の97.44点を獲得。フォーシーズンズ(Four Seasons)などの主要高級ホテルを抑え、世界最高のホテルに輝いた。

 トリプル・クリーク・ランチは世界的に知名度のあるホテルではないかもしれないが、世界の田園地域に多い城や領主の邸宅といった歴史的建造物など、ぜいたくな建物を利用したホテルとレストランの会員組織「ルレ・エ・シャトー(Relais et Chateaux)」のメンバー。

 宿泊客の多くは、自然や素朴さを求めてトリプル・クリーク・ランチを訪れる。

 同ホテルは、ロッキー山脈(Rocky Moutains)を背景に、約240ヘクタールの敷地内に合計23のログキャビン(丸太小屋)がある。それぞれのキャビンには暖炉や浴槽が完備されている他、ワインの試飲やヘリコプターによるツアーといったサービスも提供されている。(c)Relaxnews/AFPBB News