【7月5日 AFP】フランス南部アルビ(Albi)の小学校で4日朝(日本時間同日夕)、女性教師(34)が児童たちの目の前で児童の母親(47)に刃物で刺殺される事件が起き、フランスに衝撃が広がっている。

 事件は、3歳から11歳の児童284人が通うエドゥアール・エリオ(Edouard Herriot)小学校で、今学期最後の日の授業が始まる午前9時(日本時間同日午後4時)ごろ発生した。

 当局によると、母親がナイフを持って教室に現れ、恐怖におののく児童たちの前で、教師のファビエンヌ・テラルカルメ(Fabienne Terral-Calmes)さんを刺した。

 少女2人の母親であるテラルカルメさんは、救急隊員から手当てを受けている間に現場で死亡した。 テラルカルメさんを刺した女は自宅に戻ったが、すぐに警察に拘束された。

 同小学校には母親の娘が約1か月半前から在籍していたが、襲撃が起きたときに娘がその場にいたかどうかは不明。

 ブノワ・アモン(Benoit Hamon)国民教育相は、「衝撃的な行為、殺人だ。自分の教室で児童の目の前で、重い精神の問題があるようにみえる女性によって、教師が殺害された」と述べた。

 アルビのクロード・ドゥランス(Claude Derens)検事が報道関係者に語ったところによると、母親は4日午後に行われた精神鑑定で「つじつまの合わない供述」をし、「直ちに精神科の病院に入れられた」という。(c)AFP/Loic VENNIN