【7月5日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)は4日、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で準々決勝が行われ、ドイツがフランスに1-0で勝利し、準決勝に進出した。

 ドイツは、前半13分にトニ・クロース(Toni Kroos)のFKにマッツ・フンメルス(Mats Hummels)が頭で合わせて挙げた1点を守り切り、史上初となる4大会連続の4強入りを果たした。

 1982年大会と1986年大会の準決勝でドイツに敗れているフランスは、リベンジを胸にマラカナン・スタジアム(Maracana Stadium)のピッチに足を踏み入れたが、前半のパフォーマンスは精彩を欠き、試合を支配されて1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。

 後半攻勢に出たフランスだったが、カリム・ベンゼマ(Karim Benzema)のシュートはフンメルスにブロックされ、ブレーズ・マテュイディ(Blaise Matuidi)の決定機はドイツの守護神マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)に阻まれた。

 終盤にメスト・エジル(Mesut Ozil)のグラウンダーのクロスにアンドレ・シュールレ(Andre Schuerrle)がダイレクトで合わせたシュートがフランスのGKウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)の正面をつくなど、試合を決めることができなかったドイツに対し、フランスは試合終了直前にベンゼマが同点に追いつくチャンスを迎えたが、またもノイアーの壁に阻まれてゴールネットを揺らすことはできなかった。

 ドイツは、8日にベロオリゾンテ(Belo Horizonte)で行われる準決勝で、ブラジルとコロンビアの勝者と対戦する。(c)AFP