【7月2日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)の男子シングルス4回戦で、ラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)を破ったオーストラリアのニック・キリオス(Nick Kyrgios)について、ここでは5つの事実を紹介する。

―ワイルドカード(主催者推薦)で出場している選手が、初出場のウィンブルドンで準々決勝に進出するのは、2004年大会のフロリアン・マイヤー(Florian Mayer)以来。

―19歳と70日での四大大会(グランドスラム)ベスト8入りは、2011年大会(The Championships Wimbledon 2011)で、同じオーストラリアのバーナード・トミック(Bernard Tomic)が18歳と255日で8強入りして以降では、最年少の記録。

―10代の選手がグランドスラムで世界ランク1位の選手から金星を挙げるのは、2005年の全仏オープン(French Open 2005)で、当時19歳と2日のナダルがロジャー・フェデラー(Roger Federer)を破って以来の快挙。

―ランキング100位圏外の選手がグランドスラムでランク1位の選手を破るのは、193位のアンドレイ・オルホフスキー(Andrei Olhovskiy)がジム・クーリエ(Jim Courier)を破った1992年のウィンブルドン3回戦以来。

―キリオスのランキングは、ナダルを破った選手としては2番目に低い数字。1位は2006年のストックホルム・オープン(If Stockholm Open 2006)でナダルに勝利したヨアキム・ヨハンソン(Joachim Johansson)の690位。グランドスラムでナダルに勝利した選手としては、キリオスが最も低いランク。(c)AFP