【6月30日 Relaxnews】国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産委員会はミャンマー中部のピュー遺跡群(Pyu Ancient Cities)を世界遺産に登録した。ピュー遺跡群など新たな登録により、世界遺産の総数は1000か所となった。

 3つの都市「ハリン(Halin)」「ベイタノー(Beikthano)」「シュリー・クシェトラ(Sri Ksetra)」からなる遺跡は、同国の主要河川、エーヤワディー川(Ayeyarwady River、旧称イラワジ川、Irrawaddy River)流域の乾燥地帯に位置している。紀元前200年から紀元900年までの1000年以上にわたり栄えたピュー王国(Pyu Kingdoms)の遺跡だ。

 城壁や掘、城塞、葬祭場、古代の産業生産拠点などが残っており、旅行者らはさらに、部分的に立つレンガ造りの仏塔(寺院)や壁も見ることができる。 (c)Relaxnews/AFPBB News