【6月29日 AFP】サッカーベルギー代表のマルク・ヴィルモッツ(Marc Wilmots)監督は28日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)決勝トーナメント1回戦での米国との「戦争」に向け、準備を進めていることを明かした。

 7月1日にサルバドール(Salvador)で米国と戦うヴィルモッツ監督は、「彼らはフィジカルがとても強い。おそらく強固な中盤の3対3の戦争になるため、それに備えている」と語っている。

 28日に23歳の誕生日を迎えたMFケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)も、ヴィルモッツ監督の意見に同調している。

 デ・ブルイネは、「個人的にはフィジカルの戦いだと思っている。彼らはフィジカルが強く、限界まで追い込んでくるだろう」と述べた。

「この試合と去年4-2で勝利した親善試合を比較することはできない。なにより、われわれは負ければ終わりの試合を戦うから、まったく異なるものだ」

 W杯での最高成績は1986年大会のベスト4となっているベルギーは、3戦全勝のグループH首位で決勝トーナメントに進み、米国はグループGの2位で16強入りしている。(c)AFP