【6月28日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でのかみつき行為でルイス・スアレス(Luis Suarez)が受けた4か月のサッカー活動禁止処分に対し、被害者のジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chiellini)が厳しすぎるとの見解を示した。

 キエッリーニは自身のホームページで、「競技団体からの規律処分というのは絶対のものだといつも思っていたが、それと同時に処分は過度なものだと感じている」とコメントした。

 キエッリーニは続けて、「試合については怒りや失望が残っている。今は、ルイスとその家族のことを考えている。これから難しい時期を過ごすことになるだろうからね」と、スアレスとその家族を気遣うコメントを続けた。

 国際サッカー連盟(FIFA)は4か月のサッカー活動禁止処分とともに9試合の出場停止をスアレスに対して科した。これにより、スアレスはW杯は追放される形となった。(c)AFP