【6月25日 AFP】スペインの裁判所は25日、新国王フェリペ6世(King Felipe VI)の姉のクリスティーナ王女(Princess Cristina)と、その夫のイニャキ・ウルダンガリン(Inaki Urdangarin)氏を詐欺罪に問うべきとする裁定を下した。王室メンバーが刑事責任を問われる異例の裁判が実施される可能性が開けた。

 王女の夫で元ハンドボール五輪代表選手のウルダンガリン氏には、公金横領の容疑がかけられており、王女はその共犯として罪を問われる。この裁定については抗告が認められている。(c)AFP