【6月23日 AFP】ドイツ連邦軍に採用されている自動小銃がまっすぐに弾を発射しないとして、同国国防省は22日までに、同銃器の発注を一時停止した。兵士らからの苦情を受けた措置だという。

 ドイツ連邦軍が採用しているヘッケラー・アンド・コッホ(Heckler and Koch)社製の自動小銃「G36」については近年、アフガニスタンに駐留するドイツ兵から、長時間の使用で銃身の温度が上昇すると命中精度が落ちるとの懸念が出ていた。

 軍側は当初、不適当な弾薬の使用が問題を引き起こす原因としていたが、ビルト日曜版(Bild am Sonntag)は22日、この件に関してドイツ連邦会計検査院(Bundesrechnungshof)が調査を命じたと伝えている。

 ビルト紙によると、軍の基準に適さない銃に同国国防省が3400万ユーロ(約47億2000万円)の予算をつぎ込んだことを会計検査院が問題視したという。自動小銃の精度調査には、連邦刑事局、武器メーカー、科学研究所の弾道学専門家らも参加するという。(c)AFP