【6月21日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)は20日、クリチバ(Curitiba)でグループEの試合が行われ、エクアドルが2-1でホンジュラスを下した。

 エクアドルはエネル・バレンシア(Enner Valencia)が2得点を挙げる活躍をみせ、グループEの2位に浮上した。

 前半31分にホンジュラスはカルロ・コストリー(Carlo Costly)のゴールで先制し、W杯初勝利に近づいたかのようにみえたが、それから3分後にエクアドルはバレンシアのゴールで同点に追いついた。

 そして迎えた後半20分、ワルテル・アジョビ(Walter Ayovi)のFKを頭で合わせたバレンシアが決勝点を奪い、エクアドルが勝利を収めた。

 バレンシアはこのゴールで今大会の通算得点数を3に伸ばし、得点王争いでカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)、ロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)、アリエン・ロッベン(Arjen Robben)、トーマス・ミュラー(Thomas Muller)と並んでいる。

 この結果、エクアドルは得失点差でスイスを上回ってグループ2位となり、2連勝で勝ち点6のフランスを3差で追いかけている。

 一方、グループリーグ2連敗を喫したホンジュラスだが、決勝トーナメント進出の可能性はまだ残されている。ホンジュラスがグループリーグを突破するには、スイスとの最終戦で大勝し、フランスがエクアドルに勝たなければならない。(c)AFP