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中国児童300人が鉛中毒、原因は「鉛筆かむ癖」?高官発言に非難

2014年6月16日 17:53 発信地:北京/中国

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中国児童300人が鉛中毒、原因は「鉛筆かむ癖」?高官発言に非難
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中国・安徽(Anhui)省合肥(Hefei)の学校で授業を受ける子ども(2010年3月9日撮影、資料写真)。(c)AFP

【6月16日 AFP】中国・湖南(Hunan)省の村で、子ども300人余りの血中鉛濃度が基準値を大幅に上回っていることが判明した。その原因は子どもたちが鉛筆の芯をかむことだと地元政府高官が発言し、国営メディアやインターネットユーザーたちから非難の集中砲火を浴びている。

 国営新華社(Xinhua)通信によると、中国中部・湖南省の大浦(Dapu)鎮でこのほど、子どもたちの血中鉛濃度が国の基準値を最大で3倍以上超えていることが分かった。地元の化学工場から排出された汚染物質が原因とみられ、この工場は捜査のため一時閉鎖されたという。

 ところが、この問題について地元行政府トップの蘇根林(Su Genlin)氏は、中国中央テレビ(China Central TelevisionCCTV)に「子どもたちは学校で鉛筆を使っている。鉛筆をかむことも、血中の鉛濃度を上げている一因ではないか」と述べた。

 この発言を受け、中国共産党の機関紙・人民日報(People's Daily)は16日、「鉛筆が(鉛ではなく炭素鉱物の)黒鉛から作られていることは、科学的な常識だ」と蘇氏の発言を一蹴する社説を掲載。「この高官の発言は、無知をさらけ出しているのか、それとも人民の健康を軽視したものか」とこき下ろした。

 中国のネット上でも、蘇氏を冷笑するユーザーが相次いだ。マイクロブログの「新浪微博(Sina Weibo)」には、「こんなにも知能指数の低い共産党幹部が、よくも公衆の面前に出られたものだ」と皮肉るコメントが投稿された。(c)AFP

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