【6月14日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は14日、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)前に行われた親善試合で、アルゼンチン代表が英領フォークランド諸島(Falkland Islands)の領有権を主張する横断幕を掲げた「挑発」に対する調査を開始すると発表した。

 FIFAの懲戒委員会の委員長は、横断幕の掲示行為は「挑発や攻撃的な行為を防止」する規則を「明らかに違反」しているとコメントした。

 調査終了後に、アルゼンチン代表は罰金を科せられる可能性がある。

 7日にラプラタ(La Plata)で行われたスロベニアとの親善試合の開始を前に、同代表の選手は観客に対し、「マルビナス諸島(Islas Malvinas、中南米でのフォークランド諸島の呼称)はアルゼンチンの領土」という横断幕を広げていた。(c)AFP