【6月7日 AFP】サッカー国際親善試合は6日、米フロリダ(Florida)州タンパ(Tampa)のレイモンド・ジェームス・スタジアム(Raymond James Stadium)で行われ、日本は4-3でザンビアに勝利した。

 2点を先制された日本は、ACミラン(AC Milan)に所属する本田圭佑(Keisuke Honda)が2得点、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属する香川真司(Shinji Kagawa)がゴールを記録し、途中出場の大久保嘉人(Yoshito Okubo)が終了間際に決勝点を挙げるなど攻撃陣の中心選手の活躍で逆転勝利を収め、W杯ブラジル大会(2014 World Cup)前の強化試合を3連勝で終えた。

 日本の岡崎慎司(Shinji Okazaki)は前半18分、ペナルティーエリア内でザンビアのGKトースター・ヌサバタ(Toaster Nsabata)とハイボールを競り合って接触。両選手は数分間ピッチに倒れ込んだもののプレーを続行し、左目の上を切った岡崎は頭に包帯を巻いてプレーした。

 2点を追いかける日本は、前半40分に本田のPKで1点を返すと、後半28分に香川のゴールで同点に追いつき、同30分には再び本田が得点を決めて逆転に成功。その後同44分にルバンボ・ムソンダ(Lubambo Musonda)にゴールを許し同点に追いつかれたが、終了間際に大久保が中盤からのロングボールをうまくコントロールして左足で決めた。

 高温多湿が予想されるブラジルのコンディションに適応するためのフロリダでの調整を逆転勝利で飾った日本は、7日にブラジルに発ち、14日にコートジボワールとのグループC初戦に臨む。その後、日本は同組のギリシャ、コロンビアとの試合を控えている。(c)AFP/Jim SLATER