【6月4日 AFP】新型万能細胞とされる「STAP細胞」論文問題で、理化学研究所(Riken)の小保方晴子(Haruko Obokata)研究ユニットリーダー(30)が、理研が不正と認定した主論文の撤回に同意した。理研が4日、明らかにした。

 小保方氏は英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された2本の論文のうち、副論文の撤回にはすでに同意している。理研の広報担当者は「(両方の論文について)撤回の同意が確定したと受け止めている」と語った。

 理研はまた、小保方氏とともに論文の責任著者である米ハーバード大学(Harvard University)のチャールズ・バカンティ(Charles Vacanti)教授とも撤回について協議を続けている。(c)AFP